出産した日の前々日の夕方に、最初の陣痛がきました。
「あれ、下腹が少し痛むかな?」と思うレベルのとても軽い痛みでしたが、予定日をすでに何日か超過していたこともあり、すぐに陣痛だ、とピンときました。
海外在住だったということもあり、日本に一時帰国した際に妊娠出産関連の書籍を山のように買い込み、それを隅から隅まで熟読する日々でした。
それらの本には、陣痛が始まってもあわてないように、陣痛が10分間隔になってから病院に行かないと一旦家に帰されてしまう、といった体験談が掲載されていて、初めての出産を前に緊張していた私はそれらの情報を鵜呑みにしていました。
出産前日の夜、まだ10分間隔にならないから、と痛みを我慢して家で夕食を食べ、翌日には病院に行くことになりそうだから、とお風呂に入り、もう遅いから朝になってから病院に行こう、と無理やり寝ようとしました。
しかし、痛みがどんどん激しくなってきて、当然ながら寝ようと思っても寝られません。
そうこうしているうちにパン! と大きな音が響き渡りました。
破水でした。慌てて夫の運転で病院に向かったら「どうしてもっと早く来なかったのですか」と怒られてしまいました。
明け方の5時に出産したので、もしあのまま朝まで我慢していたら、自宅出産になってしまっていたと思います。
キューズベリーの抱っこ紐の評判と口コミは?